元祖yajiri

元祖と本家で係争中

89 - スクストに関する妄言 その5

henai.hatenablog.jp

前回で「変身chは各チーム毎にバラバラである」ことと「変身chは別々に企画された違うゲームたちである」ことをお話しました。今回はその続きです。

まあでもここまで導いてしまうと後にするお話って特になくて、その「変身ch」たちをまるであったかのように広げていくだけなんですよね。

たまにインターネットで見かけるじゃないですか。2017年が初出のアニメなのに「1987年版、面白かったよね」って言って架空の1987年版をでっち上げる奴。あれをスクスト変身chに対して適用するだけです。

そういう方法論を適用した上で、スクストが女子校生戦隊(EpIより)であり、特撮のテイストを引用した作品であり、各チームは別々の戦隊である想定で最初の話に戻るんですけど、ショコラーデ・ミラ原作ではチカのお兄ちゃんは「小説家志望の引きこもり」というのは世を忍ぶ仮の姿で、実は人知れず妖魔と戦っているショコラーデ・ミラ以外の戦士でしたよね?となるわけです。

どうでしたでしょうか。

88 - スクストに関する妄言 その4

 

先日Twitterの方でこういうことを言ったのですが、全然ご理解いただけなかったようなので、今回は僕がスクストをどういう構造で捉えているか、というお話をしようと思います。

まず大枠なのですが、僕はスクストのことを「本来は別々に企画されていた複数のゲームを、スクストという枠内に納めて完成した1つのゲーム」と考えています。

開発の経緯は本当は違うのでしょうが、「複数の世界設定が違う物語」が「1つにまとまっている」ことを考える際に便利なので、そのように定義しています。似た形で作成されたゲームって過去にもいくつかあって、例えばスパロボ魔装機神サイバスターのライバルであるグランゾンは、「武装機甲士グランゾン」という作品の主人公機として考えられていたのが色々あってサイバスターのライバルに収まったとか、Fate/stay nightのアーチャーも「未来の自分が今の自分を殺しに来る別の物語」だったものをFate用にリメイクしたとか、ちょっとズレたところだとLIVE A LIVEなんかも「複数の漫画家が集まってできた複数の世界設定が違う物語が1つにまとまっている」テイで作られているじゃないですか。その系譜のひとつとしてスクストがある。そうお考え下さい

さて、「複数の世界設定が違う物語」に関してはスクストをやっている方には特に説明する必要がないでしょう。ステラプリズムとフィフス粒子の力を使い、五次元感知能力を持ったストライカーと呼ばれる女の子たちが多次元宇宙=チャンネルを移動して戦う。それがスクストです。

そんな中で注目してもらいたいのが変身メモカと変身メモカの力の由来となったチャンネル(以後変身ch)です。

スクストは全体としては36人が同一の衣装が手に入るようになっていて、月次の各種イベントでは例外はあるものの、36人分同じ衣装が手に入ります。またif chや神装chなど「別世界のストライカーのお話」でも36人が登場します。しかしそんな中でも36人で差異があるものがあって、それが変身メモカ(と究極変身メモカ、究極変身ifメモカ、神装変身メモカ)なんです。36人同一が売りのひとつである作品で、チーム毎で違いがある、というのが気になるじゃないですか? また同一のメモカは同一かあるいは近しいchが由来みたいは話もあったはずで、もし変身メモカも同一のch由来なら似たような姿になるはずで、それがなってないんです。このことから変身chは各チーム毎に違うchである、ということを導くのはさほど不思議な事ではありません。

この考えを後押しするのがEpIで登場したトルテ変身chです。トルテ変身chでも妖魔が現れるようになり、それに対抗するためにバトルスーツが開発されるものの、5人分しか用意できません。トルテ変身chではアルタイル・トルテ以外の31人のストライカーは登場さえしないんです。そして同様のことがベガ変身ch、プディング変身ch、シリウス変身ch、ミラ変身ch、アマンド変身chでも起きているのではないか。そう考えるのは不自然なことでしょうか。

以上のことから、変身chは各チームバラバラである。ここまではいいですね?

そして僕の考えているスクスト上では、このバラバラの変身chが「本来は別々に企画されていたゲームたち」なんです。

ひとまず今回はここまでとします。続きは後日に。

 

追記

henai.hatenablog.jp

続き書きました。

86 - ブレードランナー2049

ブレードランナー2049を見てきました。

いやー、面白かった! 何も知らずに見て欲しいと言っていた人の気持ちもわかる作品だったので詳細は伏せますが、音、映像、脚本と、いい仕事をしていました。

特に映像面では3Dの効果的な使い方のノウハウが蓄積されてきた成果が出ているようで、お布施の気持ちもありつつ3Dで見たんですけど、そういう後ろ向きな気持ちを払拭してくれる出来でした。

あと音の圧が力を持つので、出来るだけ音響のいい環境で見て欲しいところがあります。