読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

yajiri

成コミ

49 - 橘さん家ノ男性事情(上原りょう)

前回記事に対する捕捉というか蛇足を書く。

henai.hatenablog.jp

作品だけでなく、それを取り巻く環境すら寝取られの気配を醸し出しています。

という旨を書いたが、更に詳細に「上原りょう先生ファンが彼氏、上原りょう先生が彼女、編集やMTSPファンが彼女の"友達"みたいだよな」と思った。でもちょっと言い回しがかったるくて入れる場所がなかったのでここでお焚き上げ。
あと上原りょう先生の今までの著作が「年上のお姉さんとイチャラブえっちする作品」であることを書き加えておくと、なんでファンが怒っているのか、なんでそんなにアッサリ罠にハマったのかがわかってよかったかなー?
あと文末の
ただ企画の意図としては理解できますけど、美少女文庫作家買いしてるような人がNTRを好きになるわけもなく、悪感情を植え付けただけですよねー。そこのところはどうなんでしょうか?
に対しては答えは出てて、リップサービスというか日和った。
なおその心は「100人死のうが1000人悶え苦しもうが1人堕ちればよい」
デメリットとして今後上原りょう先生の著作の売り上げが落ちる事が考えられるけど、今作で普段の上原ファンと、それに加えてMTSPファンが買ってるのでセールスはこれ以上なくよくて、2作くらいなら売上落ちてもカバーできるんじゃないかな? それと5月刊行予定では上原先生はイチャラブ路線に戻ってて、元々2度とできない騙し討ちだから今後同じことはないし、しばらくすれば減ったファンも戻ってくるだろうから、長期的に見ても数字上は問題なさそう。
倫理以外に止める方法がない物に、確信犯が現れたらどうしようもない。
 
 
 
さておき、Amazonレビューがきっかけとはいえ言及しちゃった以上、買うのが筋というもんでしょう。
f:id:henai_ahead:20150411231333j:plain
というわけで買った。
どうしてこうなったかは知っていたものの、書影になかった帯を見てまた噴き出してしまった。「LOVE宣♥言」てお前……。ちなみに美少女文庫公式サイトでも「純愛カテゴリ」で登録されてる。マジイチャラブ殺すマシーンだ。
この記事が蛇足なので蛇足ついでに書くと、行きずりの関係でも純愛は存在するし、カラダは快楽で堕ちてても気持ちが守られてれば純愛だよ(ニコッ)とか言っておこう。
 
本文は出色の出来。やっぱりNTRは文字媒体の方が深みが出るなぁ。
構成は原作とほぼ同じで、前半が主人公と年上のお姉さんたちとのイチャラブライフ、後半が間男による寝取りとなる。
元々イチャラブ作家によるものだし、小説になったおかげもあって前半部分の陰影がマンガよりはっきりとした。各キャラクターが愛おしくなることは間違いない。おかげで後半の寝取りによるダメージも上昇している。
原作とほぼ同じ展開とは言ったけど、後半部分では構成がちょっと変えてあって、原作では3対3の同時攻略だったが、1人1人呼び出してという形になってて、より「人に言えない秘密を抱えてしまった」というのが重くなっている。その後に3人同時のシーンもあるが、旅行後に別件で呼び出して、という形になっていて、時間的制約のない自然な形になっている。
マンガ媒体NTRと同じものを求めている人には即効性がなく、かったるいかもしれないが、文字媒体NTRとしては傑作間違いなしだ。
 

 

橘さん家ノ男性事情 (美少女文庫)

橘さん家ノ男性事情 (美少女文庫)