144 - 2月の読書感想文
2月は読書メーター曰く68冊読んだことになっている。
2019年からは雑誌も登録することにしたので多く見える。カウントが厳密な人なら10冊くらいしか読んでいないのではないだろうか。
さておき、その中からピックアップして感想を書く。
- 作者: 野崎まど
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2013/09/20
- メディア: 文庫
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ファンタジスタドール本編のイメージからするとびっくりするほどSFで、野崎まどが書いた作品ならではだった。全域的な無接点充電システムと、そこから省エネルギーで生成可能な物質創造システム、つまりドールシステムの基礎理論構築の話で、本編からはだいぶ遠い時代を舞台にしている。
一方でトンチキな部分はしっかりとあって、理想の嫁を求める組織Y-OME(ワイオーム)がポンと出てくるし、「残された片腕で~」という有名なセリフもまたそこまでの道がしっかりと示されていて面白かったなぁ。特に「女体は好きだが女は好きじゃない」あたりは「俺か!?」と呻いた。
そういえばファンタジスタドールって川越舞台でしたね。マスカレードカレーウキウキ。
ガールズ&パンツァー 劇場版Variante 4 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
- 作者: 伊能高史,ガールズ&パンツァー劇場版製作委員会
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/01/23
- メディア: コミック
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失礼な話だが、アニメのコミカライズで泣くとは思ってもみなかった。僕が今まで触れてきたメディアミックス作品のコミカライズはメインストーリーを端折って描く方向の物が多く、物足りなさを感じる場合があったが、これではむしろ膨らませて「大洗のメンバーの外側ではこういうことが起きていた」というのを描き出していて本当に面白かった。