88 - スクストに関する妄言 その4
ところでチカ兄ちゃんってミラの前番組で変身ヒーローやってて、後番組のミラでは司令官か6人目の戦士として登場するところが本来のポジションなんじゃねーかな?
— マルチプル高橋 (@mltkhs) 2018年3月5日
全然伝わってないようなので説明すると、スクストは日曜朝にやっている女子校生戦隊シリーズを集めて作られたスパロボという想定のお話をしています。それぞれのチーム名が番組名で、間に別作品が挟まったりしてる。
— マルチプル高橋 (@mltkhs) 2018年3月7日
そういう観点で見た時、チカのお兄ちゃんが「小説家志望のひきこもり」というのは世を忍ぶ仮の姿で、人知れず妖魔と戦う変身忍者だったのだ!というのもありじゃないですか? それで変身忍者みたいな番組をやった後に後番組であるショコラーデ・ミラの司令官に収まる、と。
— マルチプル高橋 (@mltkhs) 2018年3月7日
先日Twitterの方でこういうことを言ったのですが、全然ご理解いただけなかったようなので、今回は僕がスクストをどういう構造で捉えているか、というお話をしようと思います。
まず大枠なのですが、僕はスクストのことを「本来は別々に企画されていた複数のゲームを、スクストという枠内に納めて完成した1つのゲーム」と考えています。
開発の経緯は本当は違うのでしょうが、「複数の世界設定が違う物語」が「1つにまとまっている」ことを考える際に便利なので、そのように定義しています。似た形で作成されたゲームって過去にもいくつかあって、例えばスパロボの魔装機神サイバスターのライバルであるグランゾンは、「武装機甲士グランゾン」という作品の主人公機として考えられていたのが色々あってサイバスターのライバルに収まったとか、Fate/stay nightのアーチャーも「未来の自分が今の自分を殺しに来る別の物語」だったものをFate用にリメイクしたとか、ちょっとズレたところだとLIVE A LIVEなんかも「複数の漫画家が集まってできた複数の世界設定が違う物語が1つにまとまっている」テイで作られているじゃないですか。その系譜のひとつとしてスクストがある。そうお考え下さい
さて、「複数の世界設定が違う物語」に関してはスクストをやっている方には特に説明する必要がないでしょう。ステラプリズムとフィフス粒子の力を使い、五次元感知能力を持ったストライカーと呼ばれる女の子たちが多次元宇宙=チャンネルを移動して戦う。それがスクストです。
そんな中で注目してもらいたいのが変身メモカと変身メモカの力の由来となったチャンネル(以後変身ch)です。
スクストは全体としては36人が同一の衣装が手に入るようになっていて、月次の各種イベントでは例外はあるものの、36人分同じ衣装が手に入ります。またif chや神装chなど「別世界のストライカーのお話」でも36人が登場します。しかしそんな中でも36人で差異があるものがあって、それが変身メモカ(と究極変身メモカ、究極変身ifメモカ、神装変身メモカ)なんです。36人同一が売りのひとつである作品で、チーム毎で違いがある、というのが気になるじゃないですか? また同一のメモカは同一かあるいは近しいchが由来みたいは話もあったはずで、もし変身メモカも同一のch由来なら似たような姿になるはずで、それがなってないんです。このことから変身chは各チーム毎に違うchである、ということを導くのはさほど不思議な事ではありません。
この考えを後押しするのがEpIで登場したトルテ変身chです。トルテ変身chでも妖魔が現れるようになり、それに対抗するためにバトルスーツが開発されるものの、5人分しか用意できません。トルテ変身chではアルタイル・トルテ以外の31人のストライカーは登場さえしないんです。そして同様のことがベガ変身ch、プディング変身ch、シリウス変身ch、ミラ変身ch、アマンド変身chでも起きているのではないか。そう考えるのは不自然なことでしょうか。
以上のことから、変身chは各チームバラバラである。ここまではいいですね?
そして僕の考えているスクスト上では、このバラバラの変身chが「本来は別々に企画されていたゲームたち」なんです。
ひとまず今回はここまでとします。続きは後日に。
追記
続き書きました。