yajiri

成コミ

165 - ご報告

プライムデーセールで買ったよかったものをご報告いたします。

今まで散々刀使ノ巫女刀使ノ巫女と言ってきていて、BDを持っているかと錯覚させるような態度を取っていましたが、実は持っていなかったのです。
そこへやってきたプライムデーセール!
価格が全く動かず、これ以上待っても数年後まで値崩れしないだろうなと覚悟が決まった為、購入に至りました。

プライムデーセールで安くなったら買え、プライムデーセールで値段が変わらないならこれ以上待っても無意味だから買え。フォロワーの言う通りだ。

というわけで
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(デデドン)

以上、刀使ノ巫女BD購入のご報告でした。

164 - オタク ロード デイズ 第2回

前回はこちら。
henai.hatenablog.jp

取り急ぎTwitterを張り付けて白山旅行の記録としておきます。後日ちゃんとしたのを書けたらいいな……。
前回の旅は1泊2日でガルラジ5拠点を巡ることに注力しましたが、流石に勿体ないことをしたと反省し、今回は徳光PAを中心に白山市近辺を散策することとしました。


渋谷マークシティ発のバスに乗ると午前6時台に徳光PAに着くんですよね~。便利。
ちなみに到着直後くらいから雨が降り始めて7時前にはザーザー降ってました。梅雨時に行って雨に降られるのは最高……。


やってたらバスの疲れを癒してから朝食へと行きたかったですわね。




たまささSisterの日常でも出てたけどあの状態を実体験できたのはよかった。


平日だとコミュニティバスが走っててもうちょっと便利なんですけど、休日は北陸鉄道バスのみで、それだと徳光PAから徒歩20分くらいのところにバス停がある感じになります。




千代野ニュータウンから1時間くらい、松任駅前から30分くらいバスに揺られて手取フィッシュランドへ。こちらは直接ガルラジ関連というわけでもないんですが、デートプランのコーナーで言及されてたので。地元の遊園地って感じなんですけど地元に遊園地があることがまずマレじゃないですか? 観覧車のある場所が近所にあるってすごいですよね。




ここら辺から天気がよくなってきて歩いてるだけで楽しい状態でした。めちゃくちゃ気持ちのいい堤防散歩でしたね。釣り人がいて、ランニングしてる人がいて。


ポテポテと1時間くらい歩いて手取川下流方向へ移動し、小舞子駅から松任駅まで戻ってきました。







寿司食いねえの近くのバス停から金沢の繁華街へ。


そこからまたバスに乗って白山へとんぼ返り。頭の悪い移動をしてる気がします……。


近くにアピタとかもあって複数店舗をまとめてぴあモール白山というみなし方をしてそう。ちなみに最寄りバス停まで1kmくらい。駅前からポテポテと歩いてると市役所を超えたら見えてくるので体感的にはそんなに遠くないんだけど。





夕方になってからまた徳光PAに戻りました。日本海側の夕日が好きなので……。


行きは徳光PA下車の渋谷発バスに乗ったんですが、帰りは便数も選択肢も多い金沢発にしました。金沢駅の写真は疲れてしまって撮るのを忘れてしまいました。ちなみに駅前のエキスパ(APAホテル)を利用して風呂に入ってからバスに乗り込めるのでけっこう便利。


というわけで夜行バスで東京へ到着して0泊3日白山旅行が終了です。

163 - 雨は満ち月降り落つる夜(雨月物語SF合同)

雨は満ち月降り落つる夜 (雨月物語SF合同)

雨は満ち月降り落つる夜 (雨月物語SF合同)

  • 作者: 笹帽子,cydonianbanana,17+1,Y.田中崖,志菩龍彦,雨下雫,シモダハルナリ,鴻上怜,murashit
  • 出版社/メーカー: 笹出版
  • 発売日: 2019/05/08
  • メディア: Kindle
  • この商品を含むブログを見る

2019年5月6日文学フリマ東京にて。

近世の作品である雨月物語は来歴からして過去の作品をモチーフとしたものであり、また雨月物語をモチーフとして書かれた作品はその後も多く出ている、などなどの話は公式サイトや主催者のブログを見てもらうのが早いのでそちらを見てもらおう。
www.sasaboushi.net
www.sasaboushi.net

さて、感想を書いていく前に僕の雨月物語に対してのスタンスを述べておくと、読んだことがない。
それでも各話ごとに雨月物語に収録されている元となった作品の概要が記してあり、まったく問題ない作りになっている。ありがたいことだ。
この概要が紙書籍版と電子書籍版では掲載のされ方が違っていて、ePubの限界を感じた。悲しいことだ。
参考までに該当ページの写真をご覧いただきたい。
f:id:henai_ahead:20190616220557j:plain

前置きはこれくらいにして、各話について感想を書いていくとしよう。


1.『ノーティスミー、センセイ!』(笹帽子)
英語圏においてSENPAIが「私は気にかけているのに私に気付いてくれない人」という意味のスラングであるというネット与太話と、総務省のセキュリティ対策への注意喚起NOTICEを掛けたサイバーセキュリティ小説(だと思った)。純粋なサイバーセキュリティとしてはSECCON初等かな?という感じだが、科学が魔法に見えるとの金言からサイバーセキュリティも陰陽師であるとした置き換えは見事。またキャラクターの丁々発止のやり取りが読んでいて心地よい。

2.『飛石』(cydonianbanana)
菊花の約を原点にした小説を書くために旅行へ行って缶詰になろうとするところからスタートして「おっ、メタか?」と思っていたところにグングンと引き込まれて行く間にまんまと術中にはまって読み切ってしまう勢いのある作品。自分の作品が未来からアンカーとなる飛び石だったら嬉しいんだろうな、というのは想像に難くない。

3.『荒れ草の家』(17+1)
読み始めた際は「荒れ草の家って荒れ果てた家のことかな?」と思っていたのが読み切ってからタイトルを思い出そうとして「Alexaの家か!!」とアハ体験した。スマートデバイスに囲まれたスマートハウスで蟹が知性化し、本来意志を持ってないはずのロボット掃除機がまるで意志を持っているかのように振る舞い出すのは、人間が非人間的な物にでも人間性を見出してしまうシミュラクラ現象の亜種か?
最終的に移動要塞と化したスマートハウス、いや、スマートビークルが数多の蟹を消費しつつ世界へと旅立っていくのは新たなステージへと旅立って終わる青春小説のような爽やかさがあった。

4.『回游する門』(Y.田中 崖)
人類とはかけ離れた存在である知性化された工業用ロボットたちの人間臭い生活というのが「夢」っぽく、これが夢応の鯉魚にあたるところかな、と思った。
夢から夢、世界から世界へと渡っていく旅人というのは楽しそうだ。

5.『boo-pow-sow』(志菩龍彦)
死の向こう側を確信した科学バカの友人があっさりと向こう側へ旅立ってしまい、それでもたまに姿を見せるというのが憎い。
二人の間にあったであろう空気感を想像するのが面白かった。

6.『巷説磯良釜茹心中』(雨下雫)
この合同誌で一番好きな作品。読みごたえも抜群。
一人の人間の狂気が他人を巻き込んでいくのが特に好きなのかもしれない。今度こそは、今度こそは、今度こそは、今度こそは……。
小数点以下の可能性で盗める日が来るかもしれない。

7.『月下氷蛇』(シモダハルナリ)
原典の結末から更に遠い未来、という転じ方がまず面白い。
そこから繰り広げられる軽妙な文章を超えて、最後に現れるのは……という二段オチ?が感心させられた。
三人による合作ということで「あー、ここら辺あの人っぽいなー」などと考えながら読むのも面白い。

8.『イワン・デニーソヴィチの青頭巾』(鴻上怜)
残念ながらイワン・デニーソヴィチも知らないのでどれくらいひっかけたジョークになっているのかがわからないのだが、それでもロシア文学的な眼差しで近世日本の寒村を描写していくのが瑞々しさを持っていて最高だった。
しかしまさか怪僧の唱えたものがアレだったとは……。

9.『斜線を引かない』(murashit)
物質的には満たされたポストヒューマン時代、そこでは情念経済が回っており、主人公はそんななかでも他人が食べないようなどうしようもない情念ばかりに執着していた……というのは作者が今もブログ大好きと言ってたりするところと被ってたりでFacebook/Twitter時代への揶揄やん、と思った。
原典では金の話だったのが物質的に満たされた世界では金もないだろうな、最後に残るのは人と人とのつながりだろうな、情念経済だな、という飛躍がよかった。

以上、だいぶ時間が空いてしまい、簡単にはなってしまったが、ここに感想を書す。