元祖yajiri

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338 - 質感情報をググって得る方法(ガ合再録に代えて)

2020年5月に発行されたガールズラジオデイズを題材とした同人誌、「__・ラジオ・デイズ」(通称ガ合)が頒布開始から1年を過ぎました。
完売し、再販の予定もないことから再録自由とお達しが出たので、じゃあWeb再録でもしようかなと思ったのですが、でもあそこに書いた情報はもう古くなっているし、「あの情報それそのもの」にはそれほど価値はないので、どういう思考でああいうことを調べるのか、その方法を書いた方がいいだろうということで、今回の記事を書くことにしました。
まぁネットストーキングの手法をさらけ出すようなもんなんですが。


「質感情報」については既知の物として扱いますが、質感情報が何を触媒として得られるかと言えば「彼女らが見聞きしたであろうと想像できる事物」を経由した時に得られることが多いです。
このことから質感情報を得るのに一番いいのは現地に行くことです。
更にいいのは実際にそこで生活すること。
流石にそこまでは無理でも、その地域を扱っている本を読んだり、写真を眺めたり、現地で売ってる商品を取り寄せたり、あるいは彼女らが好きそうな食べ物、テレビ番組、YouTube、マンガを考えてみたり、買っている雑誌、使っているコスメ、ウィンドウショッピングをするときに巡るルートを想像してみるなど、様々な方法があります。
そうした中で、比較的コストをかけずに質感情報を得る方法があり、それが「ググる」です。


さて、一口に「ググる」と言っても、どう使うのか。漠然とし過ぎています。
ですのでいくつかの例を交えながらお話をしていこうと思います。

例えば、二兎春花の同級生ってオカジョ3人娘の他にどういう子がいるんだろう?と疑問に思ったとします。
そうした時に「岡崎市 人口統計」でググると、岡崎市に住んでいる二兎春花と同い年の人の人口が分かります。
その次に岡崎市にある学校の数や学区割を調べます。
更に賃貸情報と分譲住宅情報を調べることで、どこら辺が子供の多い地域か、世帯年収の傾向などが割り出せます。
また岡崎市について調べると、ベッドタウンとしての役割があったり、転出入がそこそこ多かったりが分かります。
これらの情報から地元民がどれくらいいるか、転校生がどれくらいの頻度で発生するのか。あるいは小学校から中学校に進学する時どれくらい顔見知りなのか。そういうことがイメージできるわけです。

あるいは休日の過ごし方。
こういう時に役立つのがGoogleMapですね。
自転車で行ける範囲の商業施設で過ごすのか。電車で都会まで出るのか。かなり調べたい放題です。
それこそ同じような巡り方を桜泉さんが調べてて、他の2人を誘ってお出かけするかもしれません。

地図をジーっと眺めるのもいいですね。
その際には距離だけでなく等高線なんかにも注目するといいかもしれません。上り坂が多いのは誰だって嫌ですから。


ね、簡単でしょ?