84 - 最近読んだ本の感想
現在、劇場でアニメ作品BLAME!(ブラム)も公開中の弐瓶勉の最新作。いつものようにアレらの言葉が使われつつ、いつものように別世界。かつて超科学によって繁栄した世界が崩壊後、新しい体制の中で旧時代の技術を使いながら生きている人々と、それを集めて支配に活用している帝国という構図、なんですかね? ポストアポカリプス作品的な?
弐瓶勉といえばお約束をスカしてくるのもひとつ面白いところですが、今回のスカし方はスコーンと抜けていって突き刺さりましたね。
ななしのアステリズム(5)(完) (ガンガンコミックスONLINE)
- 作者: 小林キナ
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2017/04/22
- メディア: コミック
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もっと連載が続いて13巻くらいまでやって欲しかった……。
女と女と女、そして男と男の関係の話もひとまずここでおしまい。急に作者が「オリジナル」として続きをインターネットに放流する可能性があるので気を抜けないところですが、ステップアップ?した状態で話がまとまってとてもよかった!
表紙カバー下の数年後の様子がまた心をくすぐってきました。
あー、どうにかして続きを連載して欲しい!