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君は知るだろうまとめ

蒼穹のファフナーEXODUS、TV放送時の1話から13話の皆城総士ポエムモノローグ(デスポエム・謎ポエム)まとめです。

 

1話

(アバン)

僕の名前は皆城総士
君がこれを聞くとき もう僕はこの世にいないだろう
22世紀は 人類にとって戦いの時代となった
遠い宇宙から来た未知の存在 フェストゥム
人類の理解を越えた力を持つ彼らが この星に現れてから40年
世界の大半が 戦場と化した

フェストゥム専用 思考制御 体感操縦式 有人兵器 ファフナー
選ばれた者にしか動かせない 僕らの切り札
敵の一部を内蔵し その力を 人類のものとする
ファフナーがなければ 僕らはとっくに滅ぼされていただろう
たとえ勝利には遠くとも 希望を持つための時間を稼ぐことはできた

長い戦いに世界が疲弊する中 もし互いの存在を理解できたらこの戦いも終わるのではないか
そんな微かな希望が 世界の片隅で生まれようとしていた

(Aパート)

竜宮島
戦乱で日本が消滅した後 平和という文化を残すために作られた 人口の島
僕のかつての居場所だ

(アウトロ)

多くの犠牲のよって勝ち取った平和 それを失ってでも求めたものはなんだったのか
未知の希望が 新たなる戦いと共に訪れたその日
僕らの最後の時間が 始まった

 

2話

(アウトロ)

君は知るだろう
異なる希望が出会うことが 平和への道とは限らないことを
守ることが戦うことである限り 希望もまた争いの中にある
全てを失う可能性を抱きながら 僕たちは未来を求めた
違う道を選ぶことは 許されなかった

 

3話

(アウトロ)

それが一つ目の対話の代償だった
君は知るだろう 対話も戦いも代償は付きまとう
それが世界の変わらぬ問いかけであり 答えは僕らの命そのものなのだという事を

 

4話

(アウトロ)

平和だけを受け継げる時代は過ぎ去った
君は知るだろう
一度始まってしまった争いは 世代を越えて続くという事を
何故始まり いつ終わるか知らぬまま 今日を生きる戦いが 受け継がれた

 

5話

(アウトロ)

僕らは可能性に賭けた
それは確かに希望だったが 平和への道ではなかった
最初の犠牲者が旅立った時 島もまた希望と危機を迎えていた

 

6話

(アウトロ)

僕たちは平和のために戦ってきた
たとえどれほど短くとも 自分達の平和が全てだった
だが こうして未知の希望のために 僕たちは命を使う事を選んだ

 

7話

(アウトロ)

僕らの願いは一つだった 永く続く平和
だが そのために僕らが手にするのは いつでも平和とはほど遠い力だった

 

8話

(アウトロ)

僕らは夢見ただけだったろうか
平和への願いが全ての始まりだった
それが戦いを呼び 戦火はとめどなく広がっていった
この世界を覆い尽くすほどに

 

9話

(アウトロ)

手にした力を振るう理由はいつでも変わらない
命 生きる場所 人としての誇り 穏やかな生活
それらを奪われるから
ただ奪われないために 僕らは力の限り 多くのものを敵から奪い続けた

 

10話

(アウトロ)

こうして僕らは滅びの街から旅立った
新天地へ
希望の代償も知らず 進み行く者達を守れると信じて
何もかも犠牲にする旅が 始まった

 

11話

(アウトロ)

人としての姿 心 暮らし
戦いを望む限り失い続けるものを 君は知るだろう
僕らは未来を求めた
せめて失われるものが一つでも少ない未来を

 

12話

(アウトロ)

誰かが危機に陥るたび 誰かが立ち上がる
それが僕らの戦い方だった
誰かが犠牲になると知りながら 誰かを守れると信じて戦う
それ以外 術はなかった

 

13話

(アウトロ)

君は知るだろう
本当の悲劇は絶望によって生まれるのではないことを
運命に抗うことで見出される希望
それが僕らを 犠牲へと駆り立てた

  

 

 

 

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