元祖yajiri

元祖と本家で係争中

330 - いわかけるを見た!

これが体操ザムライと同期だなんてスポーツアワーの完成度が高すぎるでしょ……。

ティザービジュアルから受ける印象としてはワルキューレロマンツェや神田川ジェットガールズなどのお色気スポーツ枠かと思っていたのだが、骨太も骨太、正統派のスポーツアニメだった。
ちょうど2021Q1は無職転生が放送されているが、あれが「なろうのいいとこどりしてうまくまとめ上げその後の雛形となった作品」であるように、いわかける!アニメもお色気マイナー(架空)スポーツのデファクトとなるような作品であると言えるだろう。だって上坂すみれが演じる初心者主人公に、田村ゆかりが演じる絶対王者ですよ? これを俺が好きにならないわけがないが、本当に好きになってしまった。

そしてデフォルメされたキャラクターキャラクターしたキャラクターを使ってカリカチュアされたイベントを描き、それを通して"リアル"を表現するというのは、近年メキメキと発展している表現方法だが、いわかけるもまたその方面で目覚ましいものがあった。
それとお色気枠のようなビジュアルであり、ユニフォームも確かにピチピチで、壁や岩を登る必然性からお尻からのアングルが多用されていたが、不思議と見ていてスケベな気持ちにならなかったというか、なんか不思議な視聴感があったのもすごかったね。

というわけで、いわかける、完登!!

329 - バトルアスリーテスとか

高遠るいがバトルアスリーテスのコミカライズを描いてて大声出した。
というのも氏は同人でバトルアスリーテスのパロディやりまくってたんですよ。
そういうのを知ってるとリブートするにあたり大ファンの一人である人が公式コミカライズを担当しているの、すごい嬉しいですね。


それとアイドリープライドがああいう話運びなのって、CMの「アニメでは語られなかった結成秘話が!」などから想像すると、尺を考えずに書かれてるアプリシナリオをアニメ用の尺の中に削るだけで時間一杯だったからかな?って気持ちになっています。
あとはトリニティエイルのライブが敗北を分かりやすくするためかスイッチングの下手なライブDVDみたいになっててスン……となってしまいましたわね……。せっかくベストパフォーマンスが出たって言ってるのによ……。

328 - ヤマノススメを見た!

アニガサキからゆるキャン△と遡り、そういえばヤマノススメを見たことがなかったなと思って今更ながら見た。2021年までヤマノススメを見たことがなかったと言ったら、軽蔑するか?

ちなみに友人が飯能に住んでてちょこちょこ遊びに行っていた為、ヤマノススメに興味がないのに見たことある場所が出てくるのはドパドパと多幸物質が得られてよかった。

無印は5分アニメということでサクッと見られる手軽さが魅力だが、今見ると「5分アニメなのにこんなにリッチ!?」というような驚きがなく、サッと見てしまった。
セカンドシーズンでは15分アニメへとグレードアップし、そこで新キャラクターも交えてどんどんと面白くなっていく。そりゃみんな好きになるよ……と納得したし、マスターピース的な作品だった。あー……すげえ……。
そしておもいでプレゼント、なに? 異常アニメーションじゃない? すごい……すごいよ……。
更にサードシーズン。ついに30分アニメとなり、でも視聴感覚が15分の頃と大差なく、バイトでウオーッ!となったり、かわいい、かわいかったよ……。

あとは全体を通してヤマノススメで使われた手法が後のアニメの礎になっているような部分がありますよね。監督が音響監督を兼任してるのは「アニメ」を作る上で素直な欲望の発露なんだなとか、トムハックによって持ち込まれた音楽の幅がその後の色んなアニメに影響与えてるなとか、CGの車の動かし方とかはここでかなり発掘されてるんだなとか、本当に色々。

お気に入りはそれぞれ無印が四合目「対決! 山料理!?」、セカンドシーズンが新十三合目「不思議なホタルの物語」、おもいでプレゼントが「ここなの8/31」、サードシーズンが4話「クラスメイトと遊ぼう」。