321 - ガルラジ特別編'21 ようこそ、ゆいまいルームへを聞いた！

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ガルラジ特別編'21の第3回となる「ようこそ、ゆいまいルームへ」が1月29日金曜日16時ごろに公開されました。

ガルラジ特別編'21では厳正なる抽選の結果、チームがシャッフルとなりましたが、僕はその中でも特筆して一体どうなってしまうのか全くの未知数のチームがこの「ゆいまいルーム」だと思っていました。
蓋を開けてみれば「予想は裏切るけれど期待は裏切らない」という言葉がとてつもなく当てはまる番組でした。
構成作家二人のラジオということで話運びの滑らかさ、企画の面白さがビシッとあり、それらを桜泉真維と白糸結の二人の長所を活かしたトークが包み込んでいて嬉しいクレープでしたね。顔面を人に見せられない形にグチャグチャにしてヒーヒー言いながら聞きました。
ゆいまいルームでは「恋」をテーマにしたところ、そして女子二人の黄色い声が上がったところが、ガルラジらしさの上に今までなかったものを表現してくれていて本当によかったです。
そう、ガルラジは女の子だらけのラジオ番組にも関わらず、恋やカワイイの要素が少なかったんですよね。それをオリジナルチームを離れたシャッフルだからこそできる、というのも光るところでした。
「いつもの」メンバーだからこそ出来ないこと、ありますよね。

そして特に面白かったのはラジオドラマの真維さんのイケボ。
桜泉真維ならこれくらいだろうという「ちょうどいい」を狙った演技をする野村麻衣子さんのキャラクター理解が最高でした。キャラクターが演じるキャラクターを演じる複層構造、本当に何が何だかわからなくなりそうなんですが、抜群の「らしさ」が現れていてしびれましたね。
野村麻衣子さんと新田ひよりさんのお二方によるアフタートークも、とても楽しい現場だったのが伝わってくる和気あいあいとした声で、もう聴いてるだけで嬉しくなってしまいました。そして野村さんが他のチームもよく聞いてくださっていて、ゆいまいルームの中で全ガルラジパーソナリティを褒めるところがありますが、野村さん自身の実感も乗って演じられていたのだなぁ……と勝手に思っています。携わっている方が作品を好きなことが本当に本当に嬉しいですね。

とにもかくにも楽しいひと時を授けてくれたガルラジ特別編'21も次で折り返し地点。
2021年、人を前に進ませてくれるラジオは……ガルラジなのかもしれない！